はじめに
こんにちは。キッシュです🧀
私は、私大から国立の大学院(某名門女子大)に外部進学しました。
私大から大学院を目指す人は周りにおらず、情報難民で途方に暮れていました。
しかし、本番までに私は情報難民を脱し、無事合格することが出来ました。
情報難民を脱する鍵は、「研究室訪問」にあります。
今回は、外部生が情報難民を脱するために行うべき、研究室訪問方法について詳しくお話します。
1.研究室訪問前にやること
①あらゆる研究室のHPを隅々まで調べる
研究室訪問に行く前は、あらゆる研究室のHPを隅々まで下調べしましょう。
理由は、興味のある研究室をピックアップする必要があるからです。
大体の場合、大学のHPに担当教授の専門分野や、研究内容、論文についての情報が記載されてます。
それを見るだけで、
この研究興味あるな
とか、
この教授の専門分野、難しすぎて私にはあわないな
など、
研究室が自分に合うか合わないか、大体は把握することが出来ます。
研究室のことを何も知らないまま、間違って全く興味のない研究室に訪問してしまうと、訪問先の教授の時間を奪ってしまうことになります。
自分と教授の時間を大切にするためにも、研究室の下調べは必須です。
②興味を持った研究についてざっくり把握する
HPを下調べして、行きたい研究室をいくつかピックアップしたら、興味のある研究について把握しましょう。
多くの場合、教授一人で1つ以上のテーマについて研究してます。
私の現在の研究室の教授は、一人で6つの研究テーマを扱っています。
そのため、その教授が扱う研究テーマの中から特に興味を持った研究について、関連論文を読んでざっくり調べることをお勧めします。
③進学後に何の研究をやりたいか考える
自分が進学後、どんな研究がしたいかを、研究室訪問前に考えておくことは重要です。
進学後に、自分がやりたい研究に熱中しているのを想像するだけで、院試勉強のモチベは爆上がりします。
また、後で解説しますが、教授に「絶対この研究室で研究がしたいんだ!!」と、熱意を伝えることができます。
④アポを取る
希望の研究室が絞れたら、教授に研究室訪問に行きたい旨についてメールで連絡しましょう。
教授によっては、電話のみ受け付ける場合もあるので、HPを確認するのが必須です。
また、大体の場合、HPに教授の連絡先が載ってるはずです。
理想は少なくとも、2週間前には日程を決定させましょう。
ただ、時期によっては、卒論・修論で死ぬほど忙しいです。
この時期を避けて、比較的時間のある時に訪問した方がゆっくりお話しを聞けるのでおすすめです。
2.研究室訪問-教授編-
①自己紹介
当たり前のことですが、研究室訪問の一番始めに自己紹介をしましょう。
教授に、自分が今行っている研究について聞かれる場合もあります。
自分の研究についてしっかり説明することが出来れば、教授にも好印象です。
卒論の手助けにもなりますので、今一度自分の研究テーマを確認しておくとGOODです。
②興味をもった研究の詳細を聞いてみる
次に、研究室を訪れた理由を教授に説明する必要があります。
この時、教授が扱っている研究テーマの中で、興味をもった研究の詳細を聞くと良いと思います。
自分の研究について、詳しく調べてくる学生を無下にする教授は存在しないと思います。
万が一、質問して冷たい態度を取られたり無視されたら、その研究室は自分に合わなかったと思い、他の興味のある研究室を検討しましょう。
なぜなら、そのような教授の下で2年間研究を行うのは、精神面で非常に良くないからです。
【最重要】進学後やりたい研究を伝える
研究について詳細を聞いた後は、教授に進学後自分がやりたい研究について伝えます。
本当に本当にこれが一番大事です。
私の場合、行きたい研究室が一つに絞れていたので、
○○教授の○○の研究に非常に興味を持ちました。
進学後は○○の研究をやらせて頂きたいと思っています。
○○の研究なら今M2の子がやってるから、
その人卒業したらあなたにやってもらいましょう。
そのために、筆記試験頑張ってくださいね。
という風に、直談判しました。
その結果、と言っては何ですが、院試当日の面接は5分で終わりました。
事前に教授に自分の熱意を伝えていたので、当日は本当に形だけの面接になりました。
後は筆記試験を頑張れば受かるという状況まで持っていければ、精神面でもグッと楽になります。
3.研究室訪問-先輩編-
①研究室のリアルを知る
研究室訪問で重要なのは、教授に熱意を伝えることの他に、情報収集を行うことです。
研究室にいる先輩に、教授に聞けないリアルな話を聞いて、自分が本当にこの研究室でやっていけるかを考えましょう。
②筆記試験対策について聞く
外部生は、内部生とは全く違う授業を受けています。
一方で、院試は大学受験と違い、学部時の授業内容が色濃く反映されます。
外部生にとっては、これが最も痛手なのです。
そのため、筆記試験や学部時代の授業についてよく知る先輩に色々聞いておくことはマストです。
また、外部から進学した先輩がいれば、その方の話は必ず聞いておきたいところです。
私は先輩のおかげで、情報難民を脱することが出来ました。
③過去問をもらう・連絡先を聞く
先輩の連絡先を聞くと、何か聞きたいことがあった時にすごく助けになります。
私の場合、過去問をLINEで追加でもらったり、先輩が作った模範解答まで送ってもらいました。
大体、院試の模範解答はHPどの大学もHPに上げていないことがほとんどです。
そのため、先輩が作った模範解答をもらえると、合格に数百歩近づきます。
他にも、面接対策について質問したら、非常に丁寧に対応してくださいました。
先輩がいなければ、私は合格できてなかったろうな。。。
先輩には頭が上がりません。
4.訪問後
①教授・先輩に感謝のメールを送る
研究室訪問後は、安心して気が抜けてしまいがちです。
しかし、忙しい時間を削って対応してくださった教授・先輩に感謝のメールを送るのはマストです。
記憶が鮮明なうちに、帰りの電車でメールを送るとGOOD!
②次の訪問日を相談する
いいなと思った研究室の場合、感謝のメールと共に次の研究室訪問日を相談すると約束がスムーズに取り付けられます。
具体的な日時は決められないにしても、「3月末」など大体の目安をつけておくと良いと思います。
まとめ
以上、外部生が情報難民を脱するために行うべき、研究室訪問方法をご紹介しました。
何度も言いますが、外部生は内部生と比べ圧倒的に院試に関しての情報が不足してます。
研究室訪問しっかり行うことで、ハンディを少なくすることが出来ます。
外部進学を目指す方は、少しでも参考にしていただければ幸いです!
コメント
veoKdajAW