【外部進学 大学院受験のリアル】私が院試勉強で精神的に追い詰められた理由5選と解決策

院試

はじめに

こんにちは。キッシュです🧀

私は、私大から国立の大学院(某名門女子大)に外部進学しました。

私大から大学院を目指す人は周りにおらず、院試対策に非常に苦労しました。

キッシュ
キッシュ

例えるなら、何も見えない洞窟の中をただガムシャラに這いつくばってる感覚、、、、、

院試一か月前くらいには、電車の中で勉強するだけで呼吸困難になりました。

挙句の果てには、院試前日にお風呂で応援ソングを聞きながら、大号泣する始末でした。

では、私は一体なぜこんなに精神的に追い詰められていたのか。

今回はその理由と解決策について、お話したいと思います。

この記事を読んでもらいたい方
・外部院試のリアルを知りたい  
・周りに外部の院に進む人がいなくて病みそうになっている

1.模試が無い

大学受験の場合、模試の判定結果で、自分が志望大学に合格できる水準にあるかどうかある程度知ることが出来ますよね。

しかし、大学院受験の場合、模試がありません。

模試が無いと、自分の現在の学力レベルや弱点、得意分野が分かりません。

受験の雰囲気も分かりません。

また、周りの受験生がどれくらいいて、その中で自分が何位に位置するのかも知る術がありません。

つまり、

自分が合格できる見込みがあるかどうか全く分からないまま、

受験の予行練習をできないまま受験当日を迎えることになります

キッシュ
キッシュ

これが、精神的にかなりしんどい。

〇解決策

試験時間を正確に計って過去問を解く練習を、最低3回は行いましょう

頭ではわかっていても、時間制限があると焦ってしまい、ベストな解答を書けないことがあります。

模試が無い分、出来る限り本番の条件に近づけて過去問を解くことがとても大事です。

当日を想定して、時間配分も詳細に決めておきましょう。

また、補足として、教授や先輩に筆記試験の合格最低点を聞いておくと、合格基準が何もわからないよりは不安が和らぎます。

キッシュ
キッシュ

私の場合、6割くらいだと言われました

普段から本番の条件に近づけて対策すると、当日落ち着いて問題を解くことが出来ます!!

 

2.過去問の解答が分からない

大学院入試において、過去問を解くことは必須中の必須事項です。

ただ、ほとんどの大学で過去問の解答を公開していないことが多いです。

従って、過去問をせっかく解いても正確な解答を知ることが出来ません。

そのため、自分が何割取れるか判断できず、これが余計に不安をかき立てる原因になります。

〇解決策

研究室訪問の際に、先輩が院試勉強の時に使ってたノートを見せてもらう。

あるいは、過去問の解答例が研究室にあるなら、そちらも見せてもらいましょう。

過去問の解答に関しては、志望する研究室の先輩や教授に頼ることが有効な手段です。

また、教科書(志望する大学で使ってるもの!)の最後の方に章末問題がある場合があります。

実は、院試では章末問題と似た問題がそのまま出題されることがあり、教科書に記載されている解答を見れば、過去問の答えや解法のヒントが得られる場合があります。

そのため、教科書をしっかりとチェックするのもとても大事なのです!!

過去問の解答を得るには、先輩や教授を頼ること。教科書をくまなくチェックすること。

3.面接の対策方法が分からない

大学院入試では、筆記試験だけでなく面接(口述試験)があるはずです。

これも、不安要素の1つです。

キッシュ
キッシュ

突拍子の無い質問がきたらどうしよう。。。。

緊張して言おうとしてたことが言えなかったらどうしよう。。。

圧迫面接だったら死んじゃう。。。

と、面接ならではの不安を抱えていました。

筆記試験だけでも精一杯なのに、面接の対策までしなきゃいけないためとても病みました。

仲間がいればどんなに良かったことかと今でも思いますね。

〇解決策

一番良いのは、やはり研究室訪問に行った際に、先輩に面接の対策方法を聞くことです。

ただ、内部進学した同期の話を聞いてわかったのは内部生と外部生では、面接内容が大きく違うということです。

内部生は、「将来何になるの??」とか「何問目が難しかった??」とか、

ゆるーーい雑談で終わったみたいです。

私の場合、そんなに厳しく進学動機を問いただされはしなかったものの、決してゆるい空気ではありませんでした。

そのため、先輩の中に外部生がいれば、その方に面接で何を聞かれるか詳細に聞くとより安心です

私の場合、内部進学した先輩に面接の対策方法を聞いたところ、

その先輩が外部進学した先輩に、面接で何を聞かれたかをリサーチして、私に教えてくださいました。

キッシュ
キッシュ

まさに神です。

面接対策は、外部進学した先輩に聞くのが一番。外部生は、内部生よりも進学動機について詳細に聞かれることが多い。

4.習ったことのない科目がある

外部生と内部生では、受けている授業内容が全く違います。

そう、外部生には授業で全く触れられていない科目を、自力で理解せねばならないという難題が待ち受けているのです。

私は、志望大学院の過去問を見た時、第一問目から聞いたことのない単語が多すぎて、絶望を覚えました。

その科目は、「有機化学」と「食品分析化学」でゴリゴリの理系科目だったので、

教科書を読んでもはじめは全く理解できずかなり苦労しました。

〇解決策

私が行ったのは、Youtubeの授業動画を見ることです。

今は本当に便利な時代で、色んなYoutuberさんが授業動画を公開してくれています。

しかも、どれを見てもわかりやすい!!!!!!

特に、有機化学、食品分析化学の勉強をするなら、「YAKUZERO ヤクゼロ【薬剤師国家試験予備校】」さんの動画がおすすめです。

全くの初学者でも、内容がすんなり頭に入るくらいわかりやすいです。

私は、ヤクゼロさんの動画を見て、内容をある程度網羅しました。

YAKUZERO ヤクゼロ【薬剤師国家試験予備校】
どーも、波部です。薬剤師国家試験対策動画を視聴できるサイトを運営しております! サイトは「yakuzero.com」で検索してください!サイトでテキストがダウンロードできます! さらに、国家試験対策をしたい方向けのプレミアムコースもございま...
キッシュ
キッシュ

ヤクゼロさんは私のライフハック!!!

神!!!ゴット!!!

大尊敬!!!

初めましての科目がある時やるべきこと⇒YOUTUBEを見る>>>>>>>>教科書を読む

5.門前払いの場合がある

研究室によっては、所属学生の人数を制限している場合があります。

また、明確な定員数は決められていなくても、研究室の学生数が多すぎて、教授が指導しきれないと考えた場合、募集人数を減らすことがあります。

こうなると、外部生は、筆記試験で内部生に負けないくらい良い点数を取り、研究に対する熱意を猛アピールしなければ、内部生を差し置いて研究室に入ることは難しいということになります。

最悪の場合、内部進学生がたくさんいるあまり、外部生が入る余地が無くなり必然的に門前払いになる可能性もあります。

私の今の研究室は、一つ上の先輩の人数が多いです。

そのため、研究室訪問に行った際、教授に

教授
教授

今の研究室の人数的に、外部生を受け入れるのが難しいかもしれない。

だから筆記試験頑張ってください。

と言われていました。

追い詰められた私は、

キッシュ
キッシュ

とりあえず筆記試験で満点近い点数取らなければ!!!!

と頑張り過ぎ、

最後らへんは燃え尽き症候群になってしまいました。

また、教授によっては、そもそも外部生自体受け入れる気が無い方も実際いらっしゃるので、

事前確認必須です。

〇解決策

研究室訪問に行った際、教授に研究室の定員数を設けているかどうか聞いてみましょう

また、自分が志望する研究室にどれくらい内部(外部)院進者がいるか先輩に聞いてみましょう。

理由は、自分がそもそもその研究室に入れる見込みがあるかを確かめるのと、門前払いを防ぐためです。

筆記試験以前に、自分が入れる余地の全くない研究室を目指して、貴重な時間を割いて勉強するのは、時間が勿体ないです。

教授や先輩の話を慎重に聞いて、外部生が研究室に所属出来る余地があるか判断しましょう!外部生の受け入れが難しい雰囲気だったら、潔く諦めた方がいいかもしれないです。

外部進学への道は孤独

今回は、私が大学院受験で精神的に追い詰められていた理由と、解決策についてお話しました。

正直、大学院受験勉強が、高校受験や大学受験よりもはるかにしんどかったです。

高校生の時、「受験は団体戦だ」という言葉を馬鹿にしてましたが、

いや、本当にまさにその通りだと思い改めました。

ただ、それを乗り越えた今は自分の好きな研究が出来て幸せです。

外部進学を希望する全ての人が、自分が幸せになる未来だけを想像して、今を乗り越えていけることを願います。

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