大学院外部進学を決めた理由
こんにちは。キッシュです🧀
私は、私大から国立の大学院(某名門女子大)に外部進学しました。
私は、高校3年の頃から食品企業で研究開発をしたいと考えていました。
そのため、私は常に「食品企業で研究開発をすること」を軸において全ての進路を選んできました。
大学院を決める際は、教授の研究内容をくまなく読み、
将来の研究に役立つ経験が出来そうな外部大学院の研究室を選びました。
ただ正直、大学院受験は高校入試、大学入試と比べ物にならないくらい辛かったです。
そこで今回は、私大から国立大学院に進学した私が、外部進学のメリットについて書こうと思います!
院試勉強のモチベになればいいと考えます
1.人間的に成長できる
大学院では、自分にはかなわないと思う、人間的に素晴らしい方々に出会えます。
これが最大のメリットです。
もちろん、学部時代にも尊敬する教授、学生にたくさん出会えました。
しかし、大学院では、ちょっとその次元が違うのです。
①学部時代、私が研究室訪問をした時、当時M2だった先輩は
私だけのために5~6人院生を呼んで下さり、院試についての相談に2時間も付き合ってくださいました。
②また、私が研究を引き継いだ先輩は、もう社会人1年目なのですが
私が研究について相談すると、毎回その倍以上多くのことについて教えて下さります。
③中でも、同期について凄いと思ったエピソードがあります。
現在、当大学院を目指している後輩がいて、相談に乗ったことがあります。
しかし、その後輩はTOEICを受けたことが無いらしく、今から応募して願書に間に合うか不安になりました。
そこで同期にLINEしました。
ねえ、みんな院試の時TOEICいつ受けた??
私は○月くらいに受けた!
これから院試受ける子たちは、今から応募すればぎり願書に間に合うはず!
皆さんお分かりでしょうか。
私は、後輩のことなど一切話していないのに、この返答がかえって来たんです!!
この大学院には、1頼んだら10にして返してくれる方がとても多いなと、感動した瞬間でした。
2.研究室の仲間が多い
私が通っていた私大は、大学院進学を選ぶ人が極々少ない大学でした。(2年間で数人とか。。。。)
そのため、私のクラスでも大学院を目指す人は、私以外誰もいませんでした。
もし内部進学を選んだら、大学院生が私以外一人もいなかったかも。。。。
一方、現在通ってる大学院は、院進を選ぶのがスタンダードらしく、クラスのほとんどの人が大学院に進学してます。
そのため、現在私が所属してる研究室には、同期3人、先輩6人、後輩4人います。
これだけの人数がいると、何か困ったことがある時すぐ相談できるので、
忙しい教授を訪ねなくても、仲間内で解決することができます。
また、交流会やゼミ旅行などが結構開催されるので、研究生ならではの思い出も作ることが出来ます!
3.新たな実験手法を学べる
私は、学部時代も現在も「調理科学」研究室に所属しています。
しかし、教授が違うので、分野が同じでも研究内容が大きく変わります。
私の場合、学部時代の研究室では、食品を扱う実験(パンの配合を変えて比較する)が主でしたが、
現在はなんと、菌を育てて酵素を作ったり、食品から成分を抽出したりしています。
このように、実験内容が大きく変わると、当然実験手法(扱う器具)も変わります。
学部時代と違う研究室に入れば、そこで新たな実験手法を学べます!!
学部から継続で自分の研究を続けるのも魅力的ですが、
学部時代と全く違う研究をして、新たな実験手法を身につけられるのは、外部進学のメリットといえるでしょう。
4.人脈が広がる
現在、学部4年生は研究室に所属し、教授や先輩、同期と関係を深めていると思います。
そして、大学院で外部進学をすると、また新たな教授や先輩、同期と出会います。
すなわち、学部で卒業するよりも、そして、内部進学するよりも必然的に出会う人の数が増えます。
すると、自分が社会に出た後、業務上で他の会社や大学の力が必要になった時、
助けを求められる人材が増えるということになります。
私の場合、大学院の先輩は食品企業、学部の友達は管理栄養士として働いてます!
5.授業が楽しい
大学院生は、研究ばかりしていると思ったのですが、授業もしっかりあります。
その授業が、案外楽しいのです!
例えば、こんな感じです。
特に、英語の授業では基本的に教授は日本語をしゃべりません(笑)
また、ディスカッションも英語で行うので、安く英会話に通っているような感覚で
得した気分です。
まとめ
今回は、私大から国立大学院に進学した私が、外部進学のメリットについて書きました。
院試勉強をする中で、本当に外部進学できるか不安になったり、目標を見失う時期もあると思います。
(私がそうだった。。。。)
そんな時、息抜きにこの記事を読んでもらえたらとても嬉しいです。
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