【人体の構造と機能・疾病の成り立ち】知識0からコスパ良く国試に受かる勉強法|管理栄養士

国試

はじめに

こんにちは。キッシュです🧀私は、第38回管理栄養士国家試験に合格しました。

ホルモン何それ美味しそう

国試勉強を始めて間もない方は、このように人体・疾病の問題がまるで呪文のように感じると思います。

そこで、よくある間違った勉強法として「一問一答を丸暗記する」「単語を書いて覚える」などがあります。

私も一問一答を丸暗記した後、新しい問題に挑戦した事がありましが、面白いくらい解けませんでした。

つまり、丸暗記はコスパ最悪です。

特に、出題範囲が海のように広い人体・疾病は、丸暗記するより理解した方が断然コスパが良いです。

そこで今回は、知識0からコスパ良く国試に受かるための【人体・疾病】の勉強法について解説します。

この記事のターゲット
・人体・疾病の問題が呪文に感じる
・知識0の状態からコスパ良く国試に受かる方法を知りたい

人体の構造と機能・疾病の成り立ちの全体像

①人体の構造
②アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質・核酸の構造と機能
③生体エネルギーと代謝
④アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質の代謝
⑤固体のホメオスタシスとその調節機構
⑥加齢・疾患に伴う変化
⑦疾患診断の概要
⑧疾患治療の概要
⑨栄養障害と代謝疾患
⑩消化器系
⑪循環器系
⑫腎・尿路系
⑬内分泌系
⑭神経系
⑮呼吸器系
⑯運動器(筋・骨格系)
⑰生殖器系
⑱血液・凝固系
⑲免疫・アレルギー                                       
⑳感染症

厚生労働省

キッシュ
キッシュ

いや範囲広すぎてもはやイジメ

しかし、分野別に勉強方法を変えることで、コスパ良く攻略出来るのでご安心下さい。

人体・疾病は、大きく「理解する分野」と「暗記する分野」に分けることが出来ます。

メモ
この記事では、「理解する分野」の勉強方法を説明します。

「理解する分野」の勉強法

理解する分野
③生体エネルギーと代謝
④アミノ酸・たんぱく質・糖質・脂質の代謝
⑤固体のホメオスタシスとその調節機構
⑥加齢・疾患に伴う変化
⑦疾患診断の概要
⑧疾患治療の概要
⑨栄養障害と代謝疾患
⑩~⑱○○系の疾患の概要
⑲免疫・アレルギー
⑳感染症

げ、こんなにあんの?!

いちいち全部理解しながら進めるのって時間かかるくね?!やってらんないわ

少々お待ちください。
仰る通り、確かに時間かかります。

しかし、長い目で見ると、丸暗記するより断然コスパが良いです。

例えば、ネフローゼ症候群は糖尿病の合併症である。ということを覚えたいとします。

この文を丸暗記したとして、1ヶ月後に完璧に答えられますか?私にはそんな脳のキャパはありません。

しかし、糖尿病の病態を理解した上で、なぜその合併症が起こるかを考えると格段に覚えやすくなります。

血糖値が上がる ⇒ 過剰な糖が血管を傷つける ⇒ 糸球体も障害を受ける ⇒ ネフローゼ症候群になる

どうでしょうか。これなら覚えられそうな気がしませんかね。

物事には必ず背景があります。
単語一つ一つを丸暗記するので無く、前後関係を考えて勉強する事が大切です

いや、病態ってやつの勉強法が分かんないから困ってるんだよ!!

落ち着いて下さい。

ご安心ください。理解するためのとっておきの勉強法をこれからご紹介します。

勉強法① レビューブック

出ました。レビューブック様の登場です。

この参考書は、過去問演習の最高のお供です。

なお、国試勉強を始めて間もない方も、レビューブックで最初に全体像を掴むことをオススメします。

なぜなら、勉強のペース配分を考える必要があるからです

糖尿病だけ夢中で勉強してて、気づいたら本番前日だった!

という事件が起きた場合、糖尿病は完璧に解けますが、他の分野はおそらく全滅します。

こうならないよう、本格的に勉強を始める前に、まずはゴールを知、ペース配分を考えることが大切です。


勉強法② なぜ?どうして?シリーズ

レビューブックで全体像をつかんだ後、いまいち理解出来なかった分野について、なぜ?どうして?で理解します。

この参考書は、知識0でもスラスラ読めるので、ストレスフリーで勉強できます。

また、これを読むことで、人体・疾病だけでなく、基礎栄養学、臨床栄養学など、他の科目とのつながりを理解できます。

例えば、血清尿素窒素(BUN)って国試でしょっちゅう出てきますが、何となく理解してる方が多いと思います。

しかし、なぜ?どうして?を読むと、BUNとは何かハッキリと分かるだけでなく、タンパク質の代謝経路(基礎栄養学)や、数値の読み取り方(臨床栄養学)についても一気に理解できます。

キッシュ
キッシュ

一問一答を完璧にするよりも、なぜ?どうして?を一読する方が、断然コスパ良いです。

早速メルカリでポチってみて下さい。


勉強法③YouTube

この便利な時代に、Youtubeを活用しないのは本当にもったいない事だと私は思います。

なぜなら、YouTubeを見ると、理解度がめちゃくち上がる➕忘れにくいからです。

キッシュ
キッシュ

なんなら授業より理解できる。

(あーあ言ってしまった。)

と言うのも、私の場合、1,2年の時はコロナの影響で、授業はオンラインで受けました。

想像できると思いますが、話にならないくらい分かりにくかったです

さすがに時間の無駄だと思い、授業はそこそこにYouTubeを見ることにしました。

すると、まあ分かりやすい分かりやすい。
人体・疾病の知識は、ほぼYouTubeでマスターしました。

ちなみに、Youtubeを見ながら友達と糖尿病の勉強をしたのが、青春の良い思い出です。

キッシュ
キッシュ

私の青春とは….???

ちなみに、これが糖尿病について30分未満で理解できた神動画です。

ゴローさんの動画はどれも本当にわかりやすく、国試勉強だけでなく定期テスト、院試勉強でも活用していました。

是非チャンネル登録をしておくことをオススメします。

※私はゴローさんと面識はございませんが心からオススメしたいので紹介しています。

まとめ

今回は、知識0からコスパ良く国試に受かるための【人体・疾病】の勉強法について解説しました。

勉強の流れ
過去問・模試を解く ⇒レビューブックで全体像把握 ⇒なぜ?どうして?とYouTubで理解する

人体・疾病は範囲が多くて大変なので、なるべくコスパ良く攻略しましょう!!

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